- 第3章 31
- イエスの弟子たち
- 2007年9月16日
2000年前、イエスの弟子たちは、イエスが十字架にかかる前に、皆イエスを不信しました。神の子がなぜ十字架に掛かるのかと疑問に思ったのです。まして自分の命まで危なくなると、人は簡単に不信するのです。
十字架にかかる道でしか神の愛を伝える手段がなくなったことを知ったイエスが、弟子たちに自分の肉と血を分け与えるために、パンとぶどう酒で弟子たちと最後の絆を結んだのが、十字架に掛かる前夜に行われた『最後の晩餐』です。イエスの弟子たちは、簡単に逃げることができたのですが、ヤハウェの心情と事情に触れていたイエスには、逃げることはできなかったのです。ですから今日においても、世界経綸の中枢を担うとは、よほどの覚悟と自覚がなければ参加することは難しく、これから、2000年前の弟子たちと同じ立場に立つ人たちも出てくるでしょう。頭の知識で世界経綸を判断しようとするうちは、天意が分からないからです。これからは、ヤハウェの心情と事情に心から触れた神の子たちが、世界経綸の担い手として育って行くことになるでしょう
- 第3章 32
- あなたの神とともに在る生活
- 2007年9月21日
ヤハウェとともに歩むとは、ヤハウェの心情、事情、目的に生きることを意味していますが、個々においてはみなさまの親なる守護神がその導き手ですから、いつも守護神とともにある生活を意識するところからの始まりとなります。朝起きたとき、夜寝るとき、一言でよいので挨拶の祈りから始めてみて下さい。祈りを積み重ねることで、ともに居る存在であることを理解できるようになるはずです。
質問すれば、自分の心の中から答えが跳ね返ってきます。これを繰り返していきますと、「我、神とともに在る」という実感が伴うようになります。
まずは、「初めまして、神の子○○です」と、声をかけるところから祈りを始めてください。恥ずかしい気もするのですが、自分から心を開けば、心が通い合うはずです。心がスパークすれば、お互い感動と涙の出会いになるでしょう。神とともにある生活、これが神の子として生まれた私達の基本です。
- 第3章 33
- 既成概念からの卒業
- 2007年9月21日
過去の既成概念で、宇宙経綸を理解することは難しいでしょう。過去の宗教や精神世界の延長で、宇宙経綸を理解することは困難です。
たとえば、聖書や仏典にはそんなことは書いていないなどと、過去のさまざまな経典で学ばれた知識で宇宙経綸を理解することは困難です。なぜなら宇宙経綸とは、人類が初めて遭遇する世界であり、過去の経験にはないからです。
必要なことは世界経綸という知識ではなく、世界経綸を導かれる見えざるあなたの神との交流であり、そのためには日々が祈りであるという意識で生活すべきでしょう。見えざるあなたの神との交流を深めることで、あなたに必要な世界経綸上の道に必ず導かれるはずです。
祈りを通して得られた悟り、これがあなたに必要な知識であるべきでしょう。
- 第3章 34
- 日々の祈り
- 2007年9月25日
祈る私の身と心を、あなたの清き霊と真理により聖別してください
いかなる試練があろうとも、困難が押し寄せようとも、
不屈の信念と希望をもって力強く乗り越えて行くことのできる
神の子○○とならしめ給え(自分の名前を入れる)
あなたが歩まれたように、また多くの義人・聖人が歩まれたように、
親の心情、僕の体となって、人類の解放と地球創生のために奉仕できる、
神の子○○と成ることができるようにお導き下さい
御心に適うことであるならば、「○○○○」と成りますようにお導き下さい
(願いごとを入れる)
私の言動と行動のすべてが、あなたの御心のままに成されますように、
お導き下さい
神の子○○の名によりお祈りします
- 第3章 35
- 個性を磨くとは神性を輝かすこと
- 2007年9月25日
個性を磨くとは神性を輝かすことであり、それは世界にひとつしかない唯一無二の光の結晶です。一人ひとりが自分らしく個性を輝かせること、それは決して人真似ではなく、ありのままの素の自分として輝くことです。
人は、誰もが唯一無二の個性を持ち、父なる神の子としての無限の可能性を持っている存在であり、同時に、母なる地球・GAIAに生まれた地球の子であり、その無償の愛の恩恵に生かされている存在なのです。
- 第3章 36
- 真の能力
- 2007年9月26日
人間は、とかくこの世の学歴や能力、社会的地位や名誉で人を推し量ろうとするのですが、地球創生の担い手として必要な条件は、この世的な学歴や能力、社会的地位や名誉ではありません。
最も大切なことは、それらを超えて大自然の心に触れることのできる、ありのままの純粋な心を備えることです。また、地球社会で言う人間中心の「愛」を極めることでもありません。愛は求めるものではなく、与えるものだからです。
求める愛は、嫉妬と憎悪を生み出す、この世の虚構社会の温床となっています。真の愛とは、自らの内に秘められた神性を輝かせることで無意識に放たれる光を指しており、そこには駆け引きの無い無償の愛があります。
自らの神性を魔性を超えて光り輝かせること、それが何よりも勝る最大の能力でありましょう。
- 第3章 37
- 言葉という方便
- 2007年10月3日
言葉は真理を伝えるための方便であり、真理そのものではありません。なぜなら、ヤハウェをはじめとした連合体には、人間のような言葉は必要ないからです。
≪Project GAIA≫のメッセージも日本語で降りて来るのではなく、その波動的なメッセージを前後の事情を踏まえながら、その時代の状況に合わせて暫定的に日本語に翻訳しているのです。真理を翻訳する言葉には限界があります。
しかし、言葉を通して託された天意を心で理解できなければ、月の時代から太陽の時代に転換途上の宇宙経綸の本意を理解することはできません。言葉は確かに方便ではありますが、その言葉の背後に託された事情を理解できなければ、言葉と一緒に天意すらも地に落としてしまいます。
ヤハウェという表現をはじめ、宇宙連合体、守護天使、宇宙生命体、≪Project GAIA≫という言葉にしても皆同じであり、言葉にこだわることで、真理の本意を見失うようなみなさんであってはならないということです。
- 第3章 38
- 光を発しない言葉
- 2007年10月3日
光を発しない言葉は人を活かし蘇生させることはできません。どんなに正しい真理の言葉を発しても、人を蘇生させることができないのです。
なぜなら頭で語る真理には、根底に心で悟った土台がないからです。心で悟り愛に根ざした言葉は、どんなに厳しい言葉でも、人を間違いなく活かし、頭で語る真理はどんなに言葉が優れていても、人の魂を活かすことにはならず、かえって人を文字と言葉の呪縛に追いやるだけです。愛に根ざし、心で語る言葉には言霊が宿り、知識を頭で語る真理には、言霊がないからです。
言葉の背後に隠された真理を心で悟ること。まさに、祈りと愛の実践の積み重ね以外に、真理を心で悟ることはできないことを、私たちは自覚すべきでしょう。
- 第3章 39
- 人類始祖の罪と天使の責任
- 2007年10月5日 ※2010年12月18日、内容更新されました。
人類始祖の始まりの原点での間違いを、しっかりと知る必要があるでしょう。
成長途上にある人類始祖が性的に堕落する可能性があることを天使たちが知ったとき、 その状況をヤハウェに報告できていれば人間始祖の堕落は回避できたはずです。
人類の堕落とともに、人類の養育者としての責任を問われた天使たちは、 止む無く自らの責任を果たす為に人類とともにヤハウェから離れてしまいました。 人類始祖が未成熟時に過分なる愛の欲望で性的に堕落してしまったことが、人類始祖の罪です。
時満ちて霊性が成長する前に、取って食べてはならない『性的な結び』は、 人間に与えられていた戒めでしたが、それを破ってヤハウェから離れてしまったことが 罪の根であり、キリスト教でいう原罪の本意です。
人類始祖の問題とその責任を背負い共にヤハウェのふところから離れてしまった責任を自分の罪として 自戒する。それが、罪の潜在意識からの解放であり、そこから初めてヤハウェの愛のふところに 再び戻ることができるのです。
原罪の清算。今まで誰もが超えることの出来なかった壁を、 超えていくことのできる時代が到来しています。
- 第3章 40
- 世界同時ペンテコステ
- 2007年10月6日
フランシスコの次のミッションは、世界に散らばる地球創生の担い手たちの意識の覚醒を促すことです。
マリアの受胎告知をはじめ、マホメットや世界の預言者達を覚醒に導いたガブリエルのように、異次元体で世界を駆け巡りながら、魂の覚醒の渦を起こし、現代の聖霊降誕(=ペンテコステ)の渦を巻き起こして行くことです。
これは、闇世界に閉じ込められている天使としての宇宙生命体の解放と、その本来の働きを回復させるためでもあり、闇に苦しむ全世界の覚者たちに、ヤハウェの許しと愛の光を届けるためです。
10月10日は、世界同時覚醒の始まりを告げる起点日となることでしょう。今や、この世で成されることは、天にも成され、天に成されることは、地にも成される闇世界の解放と創造の時代を迎えています。