- 第2章 21
- 世界経綸12
- 2007年4月1日
朝鮮半島における南北対立は、兄弟喧嘩のような関係であると言いましたが、この関係は、兄弟同士では収拾できないので、誰か仲裁が必要になります。この仲裁役が、母親役としての日本民族の役割となります。ただし、今の日本民族は天意から離れた状態にありますから、再度天意に通じる母の国として、蘇生させて行く必要があるでしょう。
天意に通じる母の国とは、母なる地球・ガイアの育みの心に触れた母性を養うことであり、その先頭に日本の女性たちが立たなければ、始まらないということです。
これは、子供を生んだ経験の無い男性では難しく、やはり、日本の女性達が自覚しなければ始まらない、今回の経綸であるということです。
過去に、梨本宮家から朝鮮半島の李王家に嫁いだ方子妃がおられましたが、その方子妃の役割を越えて行く女性たちが必要であり、日本民族と朝鮮民族の夫婦喧嘩を取り次ぎながら、朝鮮半島の南北の兄弟喧嘩を収拾して行く、女神としての働きが必要であるということです。梨本宮政子妃は、いわば応神天皇の母親・神功皇后の使命を担う立場でした。
日本民族と朝鮮民族の和合は、朝鮮民族を介して中国と日本の関係を改善することにつながり、ひいては、台湾と中国の関係性を改善させ、極東アジアの和平に大きな影響を与えるということです。
このような極東アジアの和平の担い手となるのが、母なる地球・ガイアの心に触れて、真意に目覚めた日本の女性達の役割であり、東アジアを土台として始まる太平洋文明の礎を創ることになるのです。
- 第2章 22
- 世界経綸13
- 2007年4月3日
朝鮮半島の南北統合に向けて要となる場所が、韓国の済州島であります。済州島は、南北対立を抜きにして、朝鮮民族が誇る素晴らしい観光名所であり、過去900年前には王朝が栄えていた島でもあります。また、火山の島でもあるため、巨大な地下空洞が存在し、数万人が入れるほどの自然要塞にもなっています。
済州島に住む人々は、とても親日的で、日本国内に存在する民団と朝総連をつなぐ、良き担い手となる人々であり、南北朝鮮の統一、そして日韓の和合のために、大切な働きをされる人々ではないかと思います。
済州島は、過去に中国の秦の始皇帝の命を受けた除福が、不老不死の薬草を求めて日本に向かう途中で立ち寄った島であり、2組の男女が島に残ることで、その後、国として栄えたと言われ、また除福が済州島から運んだ桜が、日本の桜の起源であるともいわれています。済州島は、日本、韓国、北朝鮮、中国が歴史的に深く関わる島であり、その意味からも、今後、経済特別区として機能することで、極東アジアの和合のために重要な役割を担うことになるでしょう。
- 第2章 23
- 世界経綸14
- 2007年4月3日
フランシスコの意識の中心は、ヤハウェの真意のままに日々を生きることでありますが、私をいつも側で見守る存在、それが、天使ガブリエル(宇宙生命体)です。ガブリエルはヤハウェと一つになり、その御心を継いでいますから、私に取りましてガブリエルは、ヤハウェそのものであり、私のよき守護神(天使)です。
天使ガブリエルは、他の天使達の役割を兼任することのできる陰陽中性の立場にあり、天使ミカエル(陰)、ルシエル(陽)と三位一体となることで、銀河経綸の縮図となる世界経綸を、見えざる神の働きとして担う存在です。
三天使は、私達地球人類にとって、関わりの深い天使(宇宙生命体)たちであり、地球人類と銀河系宇宙連合体を結ぶ役割を担っています。
ただし、これまでの人類歴史は、ヤハウェの意向から離れたルシエルがこの世の神となり、シャンバラ世界を頂点に、虚構の理想世界を創造してきた歴史的な経緯があるため、本来の三位一体の経綸にはなっていませんでした。
今回の世界経綸は、この世の神ルシファーが、再び大天使ルシエルに転換することで、自ら創造した虚構世界を浄化しながら、再び三天使が三位一体となり、理想世界を創造して行く待望の世界経綸であるということです。
三天使の働きは、日本神話における造化三神の天之御中主大神(あめのみなかぬし)・高御産巣日神(たかみむすひの)・神産巣日神(かみむすひの)に対応し、また、三貴神としてのアマテラス・スサノオ・ツキヨミの働きを担うということです。
- 第2章 24
- 世界経綸15
- 2007年4月5日
世界経綸の体制は、銀河系宇宙連合と地球霊界双方の経綸を中継する地上ステーションと、その周辺に螺旋状に配置された12の参謀中枢による、シンクロネットワーク体制により構成されています。
地上ステーションは、12の参謀体制と連携しながら世界経綸を推し進め、いずれは、国連に代わる地球連邦の中枢機能を担うことになり、これまでの世界支配体制が意図した、バチカン体制に代わるものとなるでしょう。
12の参謀体制は、世界の政治、金融、宗教、科学、食料、経済、環境などの異なるステージの中枢として機能し、将来は、地球連邦の分野別の世界中枢として機能することになるでしょう。
いずれも2013年頃までには、その姿を浮上させ、地球連邦の基礎が創られることになるということです。
- 第2章 25
- 世界経綸16
- 2007年4月11日
霊界主導の経綸は、天界主導の経綸と酷似した似て非なる経綸の役割を担っています。霊界主導の経綸とは、天意から離れた虚構世界を自ら浄化崩壊させ、いずれは自浄作用により、天界の経綸に統合転換して行く運命にあります。
なぜなら、霊界の神として君臨して来た闇の宇宙生命体(=ルシフアー)は、ヤハウェの真意に触れて、光の天使ルシエルとしてすでに転換しており、霊界に創られた虚構の天界も、その中枢体制はすでに崩壊しているからです。
霊界主導の経綸の動きは、堕天使ルシフアーの支配下にあった、ルシフアーの遺伝子を継ぐ分霊たちによる残存的な経綸として機能していますが、虚構社会を浄化崩壊させ、天界主導の経綸が浮上するために、道を整えて行く時限的な役割であります。
霊界主導の経綸の特徴は、天界主導の経綸と酷似しながらも、霊界に創られた虚構の宇宙世界主導の経綸であるために、自ら宇宙本源の愛の光を発することができず、むしろ光を奪いながら、その勢力を拡大して行く闇の経綸でもあるということです。
天界主導の経綸が動き始めると同時に、闇のルシファーの遺伝子を継ぐ者達による世界経綸が、浮上することとなり、自称救世主たちによる世界救済計画が、いよいよ浮上することになるでしょう。
- 第2章 26
- 世界経綸17
- 2007年4月13日
インドネシアのスマトラ島には、約800年前までアジアの広域を治めた、シュリービジャヤ帝国の遺跡があります。
シュリービジャヤ帝国は、スマトラ島のジャンビを中心に、港町パレンバンを交通拠点として栄えた海洋国ですが、その領域は、西アジアから東アジアまでに及んでいたといわれ、最近の発掘調査により、その姿が明らかになりつつあります。シュリービジャヤ帝国の王や高僧をはじめとする一行は、帝国滅亡期に、パレンバンから黒潮を介して、琉球に大移動しているのですが、この一行を琉球に案内したのが、薩摩の高僧、伊集院忠国の11男・石屋真梁(せきおく しんりょう)禅師であります。
母系ヒッタイト民族をルーツとするシュリービジャヤ帝国は、狩猟民族から騎馬民族、そして、鉄を使う農耕民族から海洋民族へと変遷していった経緯がありますが、日本では、琉球文化にその面影を見ることができるようです。
すなわち南朝歴史のルーツは、琉球、そして九州を介して、日本列島に元帰りをしてきたアラブのシュリービジャヤ帝国、すなわち、母系ヒッタイト民族であるということです。
- 第2章 27
- 世界経綸18
- 2007年4月13日
薩摩を拠点に、弥勒下生運動を推進したスサノオの御霊を持つヤジロウ(=岩屋梓梁・いわやしんりょう)は、薩摩の巨人といわれた天才児で、そのルーツを伊集院の石屋真梁禅師にたどることができます。
石屋真梁禅師が、東南アジアとの交友を広め、スマトラ島を拠点としたシュリービジャヤ帝国の王や高僧を、琉球に招いたように、岩屋梓梁もアジア諸国との交友に務め、1549年に、インドのゴアから、フランシスコ・ザビエルを日本に招いています。歴史は繰り返しながら動いているということです。
世界経綸という視点からみると、岩屋梓梁とフランシスコ・ザビエルの出会いは、東西思想の統合を意味していましたが、結果的には両者は分裂してしまい、時の弥勒下生運動も失敗に終わった経緯があります。
岩屋梓梁の思想は、極論すると、ヤハウェ真意から離れた闇のルシフアーの思想そのものであり、岩屋梓梁がフランシスコ・ザビエルと一体することで、その限界を越えて行く、天の意図が働いていたということです。
もし、岩屋梓梁とフランシスコ・ザビエルが、お互いの東西思想の限界を越えて一体し、時の世界経綸を進めていたら、幕府はキリシタン迫害をすることもなく、鎖国することもなかったでしょう。
- 第2章 28
- 世界経綸19
- 2007年4月15日
薩摩の巨人・岩屋梓梁により推進された弥勒運動は、再び歴史を越えて再現されることになるのですが、その担い手として登場したのが、中国の紅卍会や、日本の出口王仁三郎氏をはじめとした、さまざまな新興宗教の動きです。
現代において闇のスサノオ(=666=ミロク)の役割りを担う宗教は、某仏教系の巨大新興宗教が、偽キリストの役割りを担う宗教は、韓国生まれの某キリスト教系の新興宗教が、そして他にも多くの宗教が、ルシファー(=闇のスサノオ)の思想のままに動いてきた経緯があります。
いずれにしても、ルシファー思想は、ヤハウェの真意に触れることで、光の天使ルシエルの思想に転換をする必要があり、新興宗教をはじめとした経綸の動きにおいても、この転換が成されなければ、宗教の限界を超えて宇宙本源の光を見出すことはできず、虚構社会の破壊の役割りを終えることで、自ら崩壊して行く運命をたどるということです。
世界経綸の成否は、人間の自己責任によるものが大きく影響することを思えば、極力犠牲を伴わない世界経綸として推進して行く必要があり、そのためにも、ヤハウェの真意を今こそ声を大にして、世に知らせて行く時を迎えているように思います。
今こそ、天のラッパを世界に鳴り響かせ、ヤハウェの真意を人々に伝えようではありませんか。
- 第2章 29
- 世界経綸20
- 2007年4月21日
5月からは、世界経綸も新たな段階に飛躍して行くようです。これまで相剋関係にあった母系ヒッタイト民族と、父系イスラエル民族が、霊界主導の世界経綸から、天界主導の世界経綸に転換する時期を迎えたことで、民族や思想の壁を越えて一体連携する、新しい世界経綸の動きが始まるからです。
これは、この世の神として君臨していたルシフアーの霊界主導の経綸の中で動いていた、父系イスラエル民族と母系ヒッタイト民族の世界経綸が、この5月から、ヤハウェをはじめとした天界主導の世界経綸に、次元を転換して行くからです。これにより、今まで虚構の宗教世界や精神世界の呪縛から抜け出すことができなかった方々が、そのカルマから解放され、天界主導の世界経綸に参加できる、希望の時代を迎えたということです。
これは、今まで霊界主導の世界経綸を担ってきた新興宗教や精神世界がその役割りを終えることで、新しい天界主導の世界経綸に引き継いで行くことを意味しています。具体的には光と闇が明確になることで、最後の『どんでん返しの神仕組み』が社会現象として起こることになるでしょう。
- 第2章 30
- 世界経綸21
- 2007年4月23日
世界経綸は、ヤハウェの真意から逸脱した地球人類が、霊界人とともに自然回帰して行く歴史の必然性をひも解いているのですが、それは同時に、銀河宇宙次元の相剋歴史を終焉させて行く雛型経綸にもなっています。
人類歴史は、カルマの歴史を元還り、清算しながら発展してきた経緯があり、最終的には、古代ムー文明やアトランティス文明の相剋歴史をのり越えて、レムリア文明期に元還りし、さらに、人類の草創期にまで元還りして行く必然性があるということです。歴史の清算という視点からみれば、超古代に元還りするのですが、これは魂の本源に元還るということであり、古代の原始共同体生活に戻るということではありません。文明としては自然回帰しながらも、高次に進化した地球文明に移行して行きます。
新しい地球文明は、カルマの相剋歴史を越えて、神の子意識に目覚めた新人類により、創造されて行くようになります。自らのカルマを清算し、心の内に宿る神性を最大限に光輝かせながら、新しい地球文明を創造して行く。これが、地球創生計画を目指す、私たちに託されたヤハウェの願いであるということです。