マザーガイア・サミットのビジョン

マザーガイア・サミットのビジョン-基本テーマ:「自然との調和」・「自然回帰」による人間性の回復

マザーガイア・サミットのビジョン-基本テーマ:「自然との調和」・「自然回帰」による人間性の回復

世界に蔓延する環境破壊や食糧・人口問題などの諸問題の解決に向けて、これまで国連を初めとした国際機関等で真剣な議論と取り組みがなされてきました。しかし、地球の現状は先進国主導の政治的・政策的な形づくりの処方策だけでは立ち行かないところまで来ています。

地球規模に拡大する諸問題は、そのもとを辿れば自然から離れ人間本位に進化発展を続けてきた人類を起因とする人災であり、その本質の解決無くして地球の未来は無く、自然との調和・自然回帰を通して人間性の回復をはかることこそが、病める母なる地球(ガイア)を蘇生させ人類が共に生存して行くための最重要課題であると考えます。

マザーガイア・サミットは、地球と共生共和する平和な理想社会の実現に向けて、「自然との調和」・「自然回帰」による「人間性の回復」を基本に、「人おこし・人づくり」を柱とした新しい国おこしを提唱し、共鳴するNGO、NPO、自治体、個人の皆様と相互に連携しながら、新しい国の雛形となるモデル都市(村・まち)の創建を目指します。

また、「人間性の回復」の礎は、社会の縮図・国の縮図・ 地球環境の縮図といわれる育みの原点である「家庭」にあり、とくに母親の育む力の回復=母性の復興は、「人おこし・人づくり」の基本として取り組む重要な課題と捉えています。自然との調和・自然回帰の観点から、家庭における人間性の回復を見つめ直し、 社会を支える母性の復興を推進することが急務と考えます。

マザーガイア・サミットは、国民主導の国おこしプロジェクトを推進する民間発の地球会議として、国の未来を考える皆様とともに共生共和の村・まちづくりを討議してまいります。新しい地球憲章を起草する民間人によるデロス会議と位置づけて開催するものであり、新しい東アジア共同体への一歩を築くことを視野に、日本列島からアジア・世界に国おこしのムーブメントを広げてゆきたいと思います。

如何なる利権にも左右されない、産学官民の枠を超えた一人の「民」として力を結集し、民間だからこそ可能な、人の復興にはじまる村・まちおこしから国おこしのムーブメントを創出してまいりましょう。

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マザーガイア・サミット開催の目的と構成

開催の目的と構成
サミットを構成する3つの要素

「自然との調和」・「自然回帰」による「人間性の回復」を基本にシンポジウム、未来技術・科学展、音楽祭の3つを柱として構成。

毎年、地域振興をはじめ各分野での成果や課題を共有し、モデル都市(村・まち)創建に力を結集するサミットとして開催します。

国おこしへ志ある皆様の新たな交流と連携、そして真剣な討議発展の場となるよう、参加者主体でつくり上げてゆくサミットを目指すと共に、産学官民の枠を越えて国づくりに取り組む人的ネットワークの構築を進めてまいります。

シンポジウム:デロス会議Ⅱと位置づけた国おこし会議

地球の現状を認識し、推進目標を設定。村・町おこしの取り組みを共有し、ローカルの事例から、持続可能な共生共和のモデル都市創建に向けた構想をつくるために討議します。提言にとどまらず、サミットを通じて構築された人のネットワークを生かし、地方自治体と協働して村・まちおこしにフィードバックできる会議をめざします。

未来技術・科学 :新しい社会システムの基盤を担う未来技術展

エネルギー・情報通信・環境など「水」をキーワードとした新しい技術や研究に焦点をあて、新しい国づくりに欠かせない基幹産業の未来を考えます。地球環境の根本的な解決をなす、自然の循環に則した新しい技術の開発と実用化は急務です。地球と共生共和する平和な理想社会の実現を真に願い結集する専門家や研究者の皆様の発表の場として展開してまいります。

音楽:原点は地球―人と人、心と心をつなぐ音楽祭

「Heart to Heart」をキーワードに、音楽祭をとおして宗教や民族の壁を越え、地球をつなぐアーティストのネットワーク構築をすすめます。言葉を越え地球家族として「Heart to Heart」感動をつなぐ音楽が、新たな地球の未来に向かって希望の種をまきます。

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